「外国人と会ってはいけない!」バヌヌさんに新たな制約
イスラエルの核開発を世界中に知らしめたことで、18年間もイスラエルの牢獄に閉じこめられてきたモルデハイ・バヌヌさんのことはたびたび書いてきたが、18年もの刑期を終える21日を目前にして、イスラエル政府が今後バヌヌさんに取る処置がだんだんわかってきた。新たに発覚したのは「外国の人と会ってはいけない」という規制。あまりにもスゴイ。ショックが支援者らを襲っている。バヌヌさんが海外渡航禁止、電話、インターネット禁止になるというのは、すでに書いた通りで、新たにハッキリしたのは「外国人との接触禁止」および「他の市に行くときは24時間前に警察に知らせる」ということ。(うわぁ、刑期を終えて、コレって、何?どんな法的根拠があるの?恐ろしいよう)
このことを伝えているのは、イスラエルのイディオット・アハロノオト紙で、バヌヌさん支援者から届いた英訳版を参考にもう少し書いてみる。
バヌヌさんへの今後の「処置」は、バヌヌさんが最近受け取った書類に書かれていたことで、先日、アシュケロン刑務所で面会をしたバヌヌさんの弟が聞いてきた。それらの海外渡航禁止などの処置は、今後12ヶ月に渡って適用され、その後はまた検討されていく(つまり、いつまでになるのかさえわからない)ということだ。
21日の釈放を前にして、バヌヌさんを支援してきた世界中の人がすでにイスラエルに到着しだしている。イギリスの国会議員や映画スターなどもやってくる予定だという。支援者の人々にこの「外国人との接触禁止」は衝撃を与えているが、そのなかでも特にショックと怒りを感じているのは、バヌヌさんを養子にしている米国人のエロホフ夫妻[ご夫婦ともに70歳を越えている]だ。
「これはバヌヌにとって、破壊的な決定です。恐ろしいことは国家がすでに刑期を終えた個人の基本的な人権を侵害していることです。前もって、(イスラエル政府は)バヌヌが国家に背くことを言うと仮定しているのです。バヌヌには他の誰もと同じように自由に表現する権利があり、それを奪うことはできません」とメアリー・エロホフさんは怒りを隠すことなく言った。
エロホフ夫妻は獄中のバヌヌさんに面会をする予定だが、「私たちは法律上の両親ですが、(獄中にいる今は会えるのに)釈放されてからは会えないというのでしょうか。あまりにも馬鹿げています」と言っている。
バヌヌさんがイスラエルの核開発を告発した記事を書いた英国・サンデータイムズの記者、ピーター・ホウナムさんも、イスラエルに到着して、この「規制」を聞き、「心底とんでもないスキャンダルだ」と語った。「私はバヌヌを危険にさらしたくありません。会うことを断念するかもしれません。しかし、あまりにもひどい。想像してみて下さい。私は彼の手を握ることすらできないかもしれないのです」
バヌヌさんは釈放後、このような「規制」に関して、イスラエル高裁に訴え出る予定だという。
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バヌヌさんの無条件釈放を求める動きが世界中で起こっています。「真の自由をバヌヌさんに!」以下にonline署名の訳文と行き方あり。
http://ww3.enjoy.ne.jp/~rnoma/vanunu9.htm
*もう少ししたら、ナブルス通信で「バヌヌさん特集」を出す予定です。
|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-04-16
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