日記:火曜 慣れないことをする
見る見る青空が広がっていた爽やかな一日、私は遠出して某大学の講義でパレスチナ問題を説明するというオトロシイ仕事に出かけた(あ、全然、この道のプロじゃないのです)。だいたい、私なんかでいいのか?という根本疑問が残るが、「人生チャレンジじゃ」と学生さんたちには悪いが引き受けた。広い階段教室。200人近い学生さん。「あぁ、大変だ〜〜」「このようなシンドイ話題に興味を持ってもらえるのか?」と恐る恐る話し始める。忙しかったので、綿密に考えてもいない。きちんと知られていない占領の実態と、そこに生きているのは「生身のフツーの人間だ」ということが伝わればよい、という気持ちだけあった。できる限り、客観的なデータなどを用いて説明する。検問所や道路封鎖、行政拘束、入植地、家屋破壊などを例にとって話をした。少し映像も見てもらう(難民キャンプと入植地の映像)。
多くの人がぐっと聞き入ってくれたな、と思ったのは、私の友人であるパレスチナの学生の話をしたとき。大学に通う困難、身内の死、理由のない拘束。。。旅行すらできないこと。
感想は思ったより、ずっといいものだった。「衝撃的」「ショック」という言葉が最も多く、「自分は何もできないのか」「国連は何をしているのか」などの言葉に次いで、「米国、英国などの大国のエゴ」を批判するものが非常に多い。これは意外だった。「よくわかった」というものもあって、(それ自体が吟味すべきものだとは思うけれど)距離が近くなったのなら良かったな〜と安堵。慣れないことをした私はふらふらで疲れ切ったけど。自分が話したことよりも、いろいろなダイレクトの反応をもらう機会になったのが一番、嬉しい。
もう、藤が咲いているのを発見。鯉のぼりも空に翻っていて、あっという間に季節が移り変わっている。この1ヶ月はあまりに慌ただしかったと今、思う。さ、少し寝よう。復活したら、もう少しパレスチナ情報をチェックしたい。
|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-04-20
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