イスラエルのなかから「壁」に反対する
(また、自爆攻撃が。。。「ラファのことは一言も報道されないのに、どうして自爆だけは必ず日本でも報道されるの……?」と言う友人からの電話で知る。ベツレヘムのアイーダ難民キャンプ出身、24歳のパレスチナ自治警察勤務の男性が西エルサレムの混んだバスの中で自爆を行い、11人が死亡、40人以上が負傷し、そのうち13人は重態だという。この男性の叔父は02年にベツレヘムの生誕教会から解放された後、欧州へ「島流し」になったとAFPは伝えている。うーむ。やむにやまれぬ絶望を抱えて自爆に走る若者とそれを利用する政治組織(今回はアルアクサ団)。これも占領が作り出す退廃なのだと思うが、それは占領に抵抗すると言うよりも、占領の暴力に飲み込まれた結果の行為だとしか思えない。早速というか、イスラエル政府は「この悲惨な事件を見れば、どの国も機関も我々が作っている「分離フェンス」のことを非難できないだろう」と言い出す始末。それなら、その「フェンス」というのを自分の領土内に作るべきだね)29日、イスラエルの10の人権団体がアパルトヘイト・ウォールに反対して、シャロンとハーグ国際司法裁判所宛*に公開レターを提出した。パレスチナ人の生活を破綻させる「壁」に反対するイスラエル市民の声がイスラエルの政策にはまったく反映されていないので、国際司法裁判所で自分たちの意見を聴いてほしいという主旨のもの。主な団体はグッシュ・シャローム、イエシュ・グブウル、バット・シャローム、家屋破壊に反対するイスラエル委員会など。「「壁」は西岸のパレスチナ人をアパルトヘイト状態に置くための政治的なバリアだ」と彼らは主張している。
[*訂正]グッシュ・シャロームからのメールによると、この手紙の宛先はイスラエル政府。直接、国際司法裁判所に出したわけではないようです。新聞を早とちりしたかも。。ご容赦。
最大の反戦団体ピース・ナウや、壁に反対する行動をずっと取ってきたブツレムなどは加わっていない。ブツレムによると、この行動は「政治的」すぎるということらしい。
この人権団体の動きとは別に、イスラエルの国会議員のうち、イスラエル・アラブの3名の議員が、やはり「壁」に反対する調書を国際司法裁判所に提出する。この調書はアラブ連盟からの調書とともに国際司法裁判所に渡されることになっている。内容は「イスラエルが主張する国際司法裁判所の無資格性に反駁するもの」だという。また、3人は「『壁』は戦争犯罪を引き起こし、パレスチナ人を悲劇に陥れるもの」としている。
この国会議員の動きを激しく非難する声が他の政党からはあがっている。「イスラエルの国会議員がイスラエルの政策を外から、よりによってアラブ連盟などと手を組んで非難することはあってはならないことだ」ということらしい。「越えてはならない一線を越えた」とも。
それに対して、イスラエル・アラブの議員は「占領地ではイスラエルの法律ではなくて、国際法が適用されるのだ。私たちは声を上げる権利がある」と反論している。
(以上、AFPおよびハアレツより)
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/20040128/wl_mideast_afp/mideast_israel_040128191302
http://www.haaretzdaily.com/hasen/spages/387735.html
|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-01-30
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