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ガザの現実

毎日の記事に感情的になっているかもしれない(下のブログ)。一昨日、『ミサイルが降ってくる』をナブルス通信にする作業をしていたときに、ガザのメル友からメールが入った。「ヤシン師」の一言も書かれていなかった。ただ、精神的に疲れ果てたことだけがびんびんと伝わってくるメールに私はたじろいだ。

遺言のように読めなくもない文言に心がざわめく。作業を中断して、すぐに返事を書き始めた。「ちゃんと休息をとって──」。

その後の言葉がみつからなかった。「ゆっくり寝て」(無理)「何か楽しいことをみつけて」(無意味)「旅にでも行ってみて」(不可能)。他の友人に書くような言葉が何ひとつ書けないことにぶちあたる。

せめて、自分が出かけていって、声を直接かけたい……と思ったときに、私がガザの目の前まで行っても、けして入れないことに気づいた。ガザに今、入れるのはプレスカードを持って登録したジャーナリストと国連関係者、大使館関係者、本当に一部のNGOだけ。ガザのパレスチナ人のほとんどが出入りできないのと同じように、外国人が普通に入ることもイスラエルによって阻まれている。

刑務所に収監されていても、面会だけはできる。ガザはそれ以下なんだ…。しばらく、涙がでてきて止まらなくなった。

山手線の内側くらいの広さのガザ。40%近くの土地は6000人の入植者が占有していて、残りに130万人のパレスチナ人がひしめきあって生きている。外にでることもできない刑務所以下の場所。
|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-03-27


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