自爆を誘発したい? ガザで非情な攻撃が連続
朝、起きたら、ガザからのメール。11日早朝、ガザ市シュジャイヤと南部のラファ2箇所での同時侵攻があったと書いてあった。「シュジャイヤに午前中ずっとイスラエル軍がいたため、死者の数が増えていく報告を仕事の傍ら聞いていた」とメールにある。すでに時事や共同でも簡単に配信されているけれど、PCHR(パレスチナ人権協会)の緊急レポートから詳しいことを知る。13人が殺害され(*おそらくこれは途中の数字)、50人以上が負傷している。場所別に見てみると、○ガザ市シュジャイヤへの侵攻
朝5時にアパッチ攻撃ヘリを伴ったイスラエル軍が侵攻。軍はパレスチナ保安部隊に向かい、そこで銃撃戦があった。[パレスチナ保安部隊the Palestinian security servicesは基本的にイスラエル軍と交戦しないことになっているはずだが、侵攻を受けては闘わざるを得ない状況だった模様。]これで保安部隊の隊員(22)が1人死亡、2人が負傷。
数分後に軍は砲撃をしながら、シュジャイヤの中心に進み、「手配中」の男性の家を包囲。その家の3家族17人に退去を命じた後、発砲を開始。中に残っていた「手配中」の男性とその同僚と銃撃戦になった。交戦が止まったときに、イスラエル軍は中に人がいるまま、この建物を爆破。3人の遺体がその付近からみつかった。3人は22歳2人と、25歳だった。
この過剰な武力の行使によって、4人が殺され、40人以上が負傷(うち、子どもが20人)。数人は重態。他に8人(うち4人はレジスタンスの闘士)が殺されているが、どのような状態だったのか、立ち入りが難しいため、正確にはつかめていない。8人はほとんどが20代の若者(うち、ひとりが17歳)。全員が銃弾か砲弾の破片によって死亡している。シュジャイヤからは軍は撤退している。
○南部ラファへの侵攻
朝4時にイスラエル軍の軍用車輌とヘリコプターがラファのブロックJに侵攻。難民キャンプとメインストリートを結ぶ地点まで入り、道路を封鎖して、占拠した家の屋上から無差別に発砲を繰り返した。27歳の青年が家のバルコニーにいて、頭部を撃ち抜かれて死亡。3人の子どもを含む7人の一般市民が負傷し、2人は重態。[レポートが書かれた時点では]まだ軍はラファに居座り、散発的に発砲を繰り返している。
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ガザからの入植地撤退が喧伝されても、こんな有様じゃ。というか、ひどくなっている。「手配中」というのも本当のところアヤシイもんだ。こうやって、急襲をかけたときに、その「手配中」の人物が殺されずに拘束されることは稀で、何の罪なのかさえ、ほとんどわからない。裁判も行われないわけだから。「レジスタンスのメンバー」であるというだけで十分ということ?むしろ、それを口実に抵抗をひきだし、殺すことが目的なのかと感じる。殺されているのはほとんど20代の男性だった。(ラファからのレポートを発信したいと思っているところに、このニュース)
|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-02-12
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