「夢のようなファルージャ」 by海兵隊スナイパー
「反戦翻訳団」というウェブサイトが登場していて、イラクに関する翻訳されるべき記事を精力的に紹介してくれている。(とにかく、プロもアマチュアも何人かが頑張ってくれている。ノーギャラでもこうしないと、情報がとっても少ないのよね。うち(ナブルス通信)もそうだけど)。今回、目に付いたのは、海兵隊のスナイパーにインタビューをした記事。「スナイパーにとっては夢みたいだよ」と語る21歳の伍長の言葉は紹介するのに値する。「『スナイパーにとっては夢みたいだよ』彼は穏やかに、率直な口調で語った。『どこにでも移動できるし、敵に自分の位置を気付かれないまま撃てる何通りもの方法があるんだ』」
こう語った伍長はファルージャに展開している海兵隊に所属している。21歳。2週間で24人を殺したということだ。
「『オジロジカを狩りに行くのは、食料とスポーツのためだけど』彼は語る。『ここで俺が狩りに行くのは、自分のためだ。とても個人的なことなんだ』」
人を殺すのは「狩り」ではありません!という言葉もむなしくなるほど、戦争マシーンになりきっているのがよくわかる。こうでないとスナイパーはできないのだと思う。
パレスチナにいるイスラエル軍のスナイパーの話で、「500mは大丈夫、1キロでも優秀なスナイパーなら外さない」という発言があったのだけれど、この記事では「強力なスコープと赤外線暗視装置、専用に調整されたボルトアクションライフルを使用し、武装反乱兵を800ヤード(訳注:約730メートル)以上先から視認し、狙うことができる。」と書いてあった。5〜600mは標準ってことだ。
石なんてどうやっても届きませんなぁ。火炎瓶とかも話になりません。というか、これだけのスコープがついているのなら、相手が何を持っているか、わかるでしょう?子どもが石しか持っていないことも。そんなことを確認した。
「人間性のかけらもない」武力の行使が露骨にわかるので陰鬱になるけれど、そのことを胸に刻むために読んでおいていい記事だと思う。この伍長さんへ私からの一言。──マシーンになるのはやめなよ。そのうち、自分の人生に大きなしっぺ返しが来る。もう、すでに自分の内側は蝕まれているんだよ──
|| コメント(2)| Track back(0) | 2004-04-23
| ■ 反戦翻訳団 のURL | |
| 反戦翻訳団−Antiwar Translation Brigade− 主として反戦運動にかかわる海外記事の翻訳紹介。 | |
| おせっかいA (2004-04-24 10:48:13) |
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| 「おせっかいA」さん、ありがとう。ドジですんません。上のだとわからない人もいそうなので、再掲。 http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/ ここです。 | |
| ビー (2004-04-25 00:16:48) |
