報じられない場所、忘れ去られた人々
昨日、新しいナブルス通信『ダブル・スタンダード!』を発信した。わかりきったことなのだけれど、だからといって、そのままにしていていいのかという思いが、この10月から少しずつ膨らんでいたところに、ちょうど、同じ思いの記事を立て続けに読んだ。どんなに自明となっていても、語らなければならないことは、山のようにある。さて、次の文章。
「だいたい広場なんてそこにはなく、砲弾や爆弾でほじくり返された地面の一角にすぎない。廃墟、検問所、また廃墟、また検問所、それだけだ・・・ミヌートカに立っていれば片手を動かすこともためらわれた。軍の許可なしにカメラをとりだしたなら、予告なしに機銃掃射を受けただろう。それほど監視されていた。ゲリラが踊り出てくることなんかできない。」
私にとっては、今や「馴染み深い」ものとなってしまった光景に思えるだけれど、これはパレスチナではなくて、チェチェンのことを書いた文章。
「チェチェンニュース Vol.03 No.45 2003.12.30」からアンナ・ポリトコフスカヤ著「第二次チェチェン戦争」の抜粋のさらに一部。まったく違う歴史と場所を超えて、パレスチナと同じ苦しみがそこにはあった。とてもいい文章で、訳文もいい。こういう文章を読める機会があることに感謝。まだ、掲載されていないようだけれど、http://chechennews.org/でそう遠からず読めると思う。
|| コメント(0)| Track back(0) | 2003-12-31
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