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「ドラッグと酒とヒップホップ、それにテレビなし」

ガーディアン紙に若いイスラエル兵士たちが休暇でテルアビブの夜を過ごしている様子が描かれている。表題の「ドラッグと酒とヒップホップ、それにテレビなし」がそのスタイルの象徴らしい。ドラッグについては、除隊した後にインドやタイに行き、薬漬けになってしまう兵士が多くいることが前から言われているが、このテルアビブでの休暇が他の国と比べて、特にドラッグまみれなのかどうかは何とも言えない。どの国でも大都市に行ったら、クスリがすぐに手に入るようなところは今じゃざらだから。

この若い子たちの様子を33歳になったイスラエル人(2度のインティファーダを体験)が案内するような形でこの手記は書かれているが、一番印象に残るのはこんな箇所だろう。「この子たちはラビン元首相が殺されたときには、泣きながらキャンドルを手にしていた子どもたちなんだ。兵役でガザと西岸に行くと、何をすべきなのかはもう考えない。……テレビも見なきゃ、ニュースの見出しも見ないんだ」その代わり、テルアビブにやってきて、ナイトクラブを回り、クスリを手にして、そして酒を飲むというわけだ。

「私たちの子供らにこんなことをさせている政府に私は怒りを覚える。良い兵士や良い市民であるそのほうびはもう何もなくて、その代わりに、ある者は心にかすり傷を作り、ある者は心に刺し傷を負い、そしてある者は深い渓谷のような癒されない傷を心に負う。私が最も悲しいのは、20代半ばの者たちの目に空虚さだけを見るときだ」
http://www.guardian.co.uk/israel/comment/0,10551,1126707,00.html

****

ガザでは鳥を捕ろうとして、ガザからイスラエルへフェンス越えをしようとした子どもたちが撃たれた。12歳(たしか)の少年が死亡。もう一人が怪我をしている。

人を殺し、うつろな目で生きる青年たちと、鳥を捕ろうとして殺される子どもたち。どちらも不幸だということには変わりがない。

[強烈に寒い晩に。明日の朝の気温はマイナス5度との予報…]



|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-01-23


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