パレスチナ人ハンスト決行者に新種の「拷問」
「うわっ、こんなことをするのか」という情報が今朝、発信したパレスチナ政治犯のハンガーストライキに関連して、ナブルス通信豪州特派員(ちょっとウソ)のRさんから届けられた。イスラエルはハンストをしている人たちの前で、刑務官にごちそうをたいらげさせるという「拷問」をしているという。この情報はオーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙が掲載したもので、ハンストに入った囚人たちはすでに新聞・筆記用具の取り上げ、面会の禁止、タバコの販売の停止などの懲罰を科されているが、あらたに昨日、刑務官たちが目の前でご馳走をたいらげるというイジメに遭っているということだ。
http://www.smh.com.au/articles/2004/08/16/1092508376722.html?oneclick=true
このご馳走のメニューがなかなかイヤらしい。刑務所委員会のチーフが命じて用意させたのは、バーベキュー(ケバブのことかな?)、茹でた豆、焼きたてのパン、クリームケーキ、そしてファラーフェル(ひよこ豆のコロッケ)を挟んだピタパン。きっと、イスラエルの刑務所暮らしでは口にしたことがなかったようなものばかり。(書いているだけで私はお腹が空いてきた。。。)それをハンストしている者の目の前で食べるなんて……。
この徹底ぶり、低レベルのイジメのようでもあるし、ある種の拷問だ!
しかし、上級刑務官のひとりは「ハンストに対して、かなり多くの国でこのような手法を使っている」といけしゃあしゃあと言っている。ホンマか?!
すでにハンストを始めたものは、ヘラルド紙によると1500人。これが22刑務所の7500人にまで広がるとパレスチナ側では言っている。
イスラエルの内務相は「餓死だってできる」と言っているが、刑務所側では命の危険が出てきた囚人には強制的に食べさせることを検討中だという。どうなっていくのだろう?
|| コメント(3)| Track back(0) | 2004-08-20
| ■ イタリアの新聞にも出ていました | |
| 13日付け「イル・マニフェスト」紙に現地からのハンストに関する詳細なレポートが出ていました。「肉の焼ける匂い、焼立てのパンの香りで・・・」などと。70〜80年台、英国によって北アイルランドの囚人に対して実験済みの「心理的拷問」だとか。 又『囚人の中の囚人』マルワン・バルグーティ氏もハンストに加わったそうです(氏のお嬢さんとパレスチナ囚人協会々長の方がAFPに伝えた模様)。蛇足ですが「イル・マニフェスト」では公判などバルグーティ氏をめぐるニュースもとても丁寧に伝えられます。パレスチナ人の信望厚い囚われのリーダーに対するイタリア・メディアの注目度は概して高く、幾多の拷問で身体が衰弱しているとも言われ重病説が流れたりもするこの闘士の「不屈の精神の権化」のような公判での鬼気迫る姿(写真・映像で)は脳裏に焼付いています。 本題に戻りますが、西岸地区囚人家族会々長は当紙に、今回のハンストが極限的状況を呈するのではとの懸念を語っています(トルコ政治犯の収監状況に抗議しての身内達のハンスト死を思わせるような)。 大手メディアはどこもオリンピックで浮かれ気味で、こうしたニュースが真剣に取り上げられないことに苛立ちを覚えています。 PS 近い内に先日のロカルノ映画祭金賞受賞「PRIVATE」に関する続報をお送りしたいと思っています。 | |
| emme emme (2004-08-21 00:07:07) |
| ■ 上記コメントの訂正 | |
| 上記コメントについてひとつ訂正させてください。「13日付」は間違いで正しくは「17日付」です。 尚、一番目のコメントも私のものですが、手元が狂って書き出しで送信になってしまったという訳です。共に失礼いたしました(そそっかしいものですから)。 | |
| emme emme (2004-08-21 00:57:08) |
