ホームレス・サッカー・ワールドカップ
「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」雑誌『ビッグイッシュー』はだいたい毎号買っているが、気になる催しとしてスウェーデンで行われる「ホームレス・サッカー・ワールドカップ」への日本からの参加が書いてあった。他の参加国はみな子どものころからサッカーをやっていそうなところで、日本は全然事情が違う。どうなることやら…と思っていたら、昨日の新聞に記事が出ていた!雑誌『ビッグイッシュー』の販売員である8人のホームレスで構成された日本代表チームは平均年齢53歳、最高年齢65歳と参加26カ国のなかでも最高齢チーム。それだけでなく、欧米やアフリカのチームは、20〜30代のサッカー経験者が中心なのに対して、「アジア唯一の参加となった日本の選手は経験者が一人だけ」(毎日新聞による)という状況。
試合は連敗に次ぐ連敗だったが、「ひたむきにプレーする姿が共感を呼び」、スウェーデンの観客のハートをゲット(というのは私の勝手な表現だけど)、大会随一の人気チームとなり、「ジャパン」コールが沸き上がり、歓声を受けて闘った。最後には大会の「フェアプレー賞」を受賞。この受賞は観客の熱狂的な支持を受けたそうだ。それと最後の最後になって、スロバキアとのPK戦を制し、初勝利をあげた。(優勝はイタリア)
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私も大人になってから、ちょっとだけボールを蹴ったことがあるへっぽこプレーヤーだからわかるけど、経験がなくて、サッカーをするのはかなり辛い。はっきり言って、珍プレーの続出だったと思う。しかも、平均年齢53歳…。だけど、勝敗じゃなく、見る者をハッピーにする試合ができたなんて凄い。楽しかっただろうなぁ。
他の参加国はかなり気合いが入っていて、ライーのような元代表選手が応援するブラジルとか、有名な元代表選手がコーチする南アとか、社会的に公認されて活動している。
ウェブで見て「そうだな〜」と実感したのは、これに参加するためにホームレスの人がパスポートを取るということも一大事だということだ。現住所がないのだから。実際にオーストラリアはそれがネックになって参加ができなかったそうだ。行政って何でも「家(居住地)」を元に動くんだよね。
あと悲しいニュースはカメルーン代表チームがスウェーデンから入国を拒否され、ビザが下りなかったという話。(たぶん、覆らなかったのだと思う)
日本チームの公式スポンサーはヴァージン航空とかプーマとか。大会そのもののスポンサーにはDHLと並んで、「マンチェスター・ユナイテッド」が入っていて、世界の一大フットボールクラブの別な横顔を見た気がした。
日本チームの試合結果などは
http://www.bigissuejapan.com/worldcup/newsfromsweden.html
ホームレスの人が街角で売って、売り上げのうち半分以上を収入にすることで、自立を目指していく『ビッグイッシュー』については以下のウェブサイトで。販売場所は大阪、神戸、京都と東京しか今のところないのだけれど、その4都市のどのへんで売っているかなども下に。
http://www.bigissuejapan.com/
|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-08-05
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