ガザで暗殺攻撃 店舗・宿泊所破壊
27日、ガザ地区からイスラエルに出入りする唯一の検問所であるエレズのパレスチナ側で、パレスチナ人のフード・ストアや出店など84軒と労働者たちの宿泊所がイスラエル軍によって破壊された。また、翌日の28日にはガザ市北部で暗殺攻撃があり、3人が殺害され、11人が負傷した。まず、27日はエレズ検問所のパレスチナ側付近にイスラエル軍がやってきて、店舗等の捜索をはじめ、やがてブルドーザーが到着し、夜9時には店舗や労働者の宿泊所になっているガレージの破壊が始まったと、パレスチナ人権センターは伝えている。
この検問所近くのガレージは、(特にガザ南部のラファやハン・ユニスから)イスラエルに出稼ぎに行く労働者らが宿泊所として使ってきた。イスラエルで労働する許可証は非常に限られた人にしか出ないが、その許可証を持っていても、検問所を通過して仕事に行くのは簡単なことではなく、仕事に行きたい人々は早朝から列を作って待つのが日常化している。南部の住民にとっては、早朝に北端のエレズに着くのも容易でないため、この検問所近くのガレージが簡易宿泊所となってきた。
このガレージや店舗の付近からトンネルが掘られていたのが発見され、今回の破壊になったということだ。見てきた人の話によると、確かに穴が埋められた場所はあったとのこと。ただし、このトンネルがどこまで続いていたのかは定かでない。あたり一体は、ブルドーザーで全部ならされて、文字通り「クリア」にされていたとのこと。面積的にはサッカー場くらいの広さだという。
失業率が70〜85%ともいわれるガザで、イスラエルに出稼ぎに行くのは、収入を得る数少ない機会であるため、この簡易宿泊所がなくなることは、とくに朝の3時などにこの場所まで来ることができない南部の人間たちには大きな打撃になる。「今後、どうするんだろうか。野宿をするしかないのか。しかし、このエリアへの立ち入りを禁止される可能性もある」というのは、見学してきた人の感想。
エレズではつい先日、検問所で通過待ちをしていた労働者が混乱のなかで死ぬ(窒息死だったはず)という事故が起こり、イスラエルの非人間的な扱い、生活をかけている人々への嫌がらせに対して、大規模な抗議行動が起こったばかり。朝早く(というか、夜中)から検問所前に並び、適当なところで通過を打ち切られるという屈辱的な環境でたまるフラストレーションは高まるばかりだった。
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翌28日には、ガザ市の北部、シェイク・ラドワンで、イスラエル軍の暗殺攻撃があった。夜6時半すぎ、F16戦闘機を伴った攻撃ヘリコプターが、アル・アクサー団とイスラーム聖戦の活動家の乗ったスバルにミサイルを撃ちこんだ。この攻撃で車に乗っていた3人が死亡。近くにいた11人が巻き添えをくって、負傷した。うち、子どもは3人で、そのうちのひとりの7歳の子どもは重態になっている。付近の家屋や店舗も損傷を受けた。
ここは多くの暗殺が行われているところで、ガザの人々には『暗殺スポット』とも言われている。
|| コメント(1)| Track back(0) | 2004-03-01
| ■ 店舗・宿泊所破壊の動画ニュース | |
| エレズでの店舗と宿泊所破壊に関する動画ニュースが以下にありましたので、ご報告。 "Israel levels Shops at Erez Crossing" http://search.news.yahoo.com/search/news/?n=50&c=av&p=%22Israel+levels+Shops+at+Erez+Crossing%22 | |
| andy (2004-03-01 13:45:42) |
