自爆そして集団懲罰
(昨日出した「ナブルス通信」に載せた文章を。こちらにアップするのを忘れていた)昨日[*木曜日]、西エルサレムでパレスチナ人による自爆攻撃が起きました。11人が殺され、40名以上が負傷したということです。「すべての窓ガラスが吹き飛ばされたバスの周りには、手足がもぎ取られ、ガラスの破片を浴びた大勢の負傷者が横たわっていた。(中略)『もっと近づいて写真を撮ってくれ。そしてみんなに伝えてくれ』。現場で立ちつくす私の肩を、正統派ユダヤ教徒の男性が前へ押し出した。男性は 静かに泣いていた。『もうたくさんだ』。そう語る男性も声は消え入りそうだった」(毎日新聞30日朝刊、樋口直樹記者)私も「もうたくさんだ」と感じます。イスラエル人が殺されることも、パレスチナ人が殺され、家を奪われ、辱めを受けることも「もうたくさん」です。しかし、マス・メディアでは、イスラエルで起こる自爆のニュースは写真付きで掲載しても、ラファの家屋破壊もナブルスへの侵攻もまったく伝えていません。だから、細々とでも、この通信を送るしかないと思っています。パレスチナの人たちだって、「もうたくさんだ」と言っている声を届けるために。31日未明、イスラエル軍が報復のためにベツレヘムに侵攻したと ニュースは伝えています。おそらく自爆犯を出したベツレヘムのアイーダ難民キャンプはひどい攻撃を受けるでしょう。その実家は爆破されることでしょう。「私の町内から犯人が出たからといって、町全体の人が命を脅かされるなんてアリ?」──集団懲罰は国際人道法に違反してます。しかし、それがずっと行われてきているのがパレスチナの現実です。
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(今日の追加分):ベツレヘムへ侵攻したイスラエル軍は3人(ハアレツ紙)を拘束し、犯人の自宅を爆破して撤退したそうです。予想と違わないというのが悲しいところです。他にもガザで2人が撃たれ、そのうちの17歳の少年が死亡、ラーマッラーではハマスの活動家の家が6軒破壊され、ナブルス、ヘブロンでも活動家が拘束されたとハアレツ紙は伝えています。
|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-01-31
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