なんか間違えてない?マスコミのみなさんへ
日本の大手新聞の見出しを見ていると「ラファ難民キャンプへの攻撃」などと書かれているものが多い。もっと、ひどいのは「ガザ難民キャンプ」(讀賣)。よくわかっていないんじゃないの?ということで、ラファは人口15万人(一説では14万人)の街であることを書いておきたい。人口15万人規模というと、日本では
小樽、ひたちなか、小山、太田、熊谷、新座、入間、習志野、流山、東村山、多摩、大垣、小牧、津、守口、川西、鳥取、松江(2002年住民基本台帳人口要覧による)
などになると友人が教えてくれた。
このような大きさの街が他のところから一切遮断され、完全に出入りできない状態に置かれている。そこに住んでいる人の3分の2くらいは難民で、街の中にも難民キャンプはあるが、難民キャンプ外に住む難民も多くいる。このへんの混在はラファ独特で、非常にわかりにくいのも確かだ。
しかし、攻撃されて死んでいるのは難民だけではない。家を破壊されているのも。「ラファ難民キャンプ」と非常に狭いエリアで起きているような誤解を招く表現はやめてほしい。東京のデスクはもっと勉強してくれ。
あらたに6人がブラジル地区で殺されたことを報じている毎日(樋口記者)はエルサレムにいるのにこう書いている。
「18日未明に始まった包囲戦での死者は約40人に上った。この間、イスラエル軍側に死者は出ていない。同軍は引き続き数カ所の難民キャンプを完全に封鎖し、武装勢力の掃討を続けている。」
たぶん、難民キャンプじゃない箇所も完全制圧してます。それと「武装勢力の掃討」と言いながら、民間人を多数殺していることも確かです。これではイスラエル軍の報道官と同然。イスラエルの新聞でさえ、もっと独自取材をして書いているよ。
|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-05-20
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